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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第5章 海常高校戦:第3クォーター




男1「ほらどけよ。こっちにおいで子猫ちゃん。お兄さんたちといい・・・うわっ!!」

黄瀬の肩に手をかけた瞬間、男は砂浜に投げ飛ばされていた



黄瀬「先輩、真弓子ちゃんを連れてにげるっす!!」

不機嫌MAXの黄瀬は軽々と男を投げ飛ばし、笠松に逃げるように叫んだ





笠松「わかった、まかした!!百瀬、行くぞ!!」

笠松は真弓子の手をつかんだまま、黄瀬の方を振り返りもせず駆け出した

黄瀬(たしかに逃げてくださいって言ったっすが、そんなにあっさり《まかした》って・・・)



黄瀬は3人を器用に避けながら笠松たちが逃げる時間稼ぎをしていた

黄瀬(そろそろいいっスかね)

黄瀬がダッシュで逃げようと背を向けた瞬間、男達は《ぎゃっ!!》と悲鳴をあげて殴り飛ばされていた



慌てて振り返るとそこには青峰が不機嫌そうに立っていた

青峰「黄瀬、お前何ちんたらやってんだ!!さっさと片付けろ」
黄瀬「青峰っち!!助けにきてくれたっすか!!」
青峰「真弓子にちょっかいかけたんだ、ズタボロにしてやれ!!」
黄瀬「・・・やっぱり真弓子ちゃんの為っすか・・・相変わらずの可愛がりようっすね

黄瀬の一言に、青峰は黄瀬の腹を殴っていた



青峰「うるせ~!!あいつは危なっかしいんだよ。俺は学校が違うんだからお前がちゃんと守れって言っただろ!!」
黄瀬「真弓子ちゃんのナイトは笠松先輩っす!!」
青峰「そうなのか?へ~おもしろくなりそうだな」
黄瀬「面白くないっす!!何度告ってもスルーするくせに、先輩にはピッタリ寄り添って!!」
青峰「妬くな、妬くな」
黄瀬「あ~くやしいっす!!」

青峰と黄瀬は大声で話ながら軽々と男たちを殴り気絶させると、ホテルへと急いだ







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