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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




黄瀬「ごめんっす、急に呼び出して変なお願いして」

黄瀬が呼んだ女性は《デート1回でいいわ》と、明るく了承してくれた

女性「女の子が顔にこんな傷作って・・・可哀想に・・・お姉さんが全くわからないようにしてあげるからね」

夢芽の頬を見てつらそうに顔を歪ませると、微笑んで優しくメイクを始めた



10分後

女性「ん♪完璧。どう?」

女性は自分の腕に満足すると夢芽の顔を黄瀬に見せた

夢芽の傷はメイクによってそこに傷があったとは完全にわからなくなっていた



黄瀬「さすが、完璧っす」

黄瀬は当然のように誉めていたが夢芽は自分の顔をじっくりと見つめていた

夢芽『すごい・・・全くわからない』

2人の絶賛に気をよくした女性はやって来た赤司を見て微笑んだ





女性「次はあなたね。ほら、こっちにきて。彼女と喧嘩するのはいいスパイスだけど、やりすぎよ。喧嘩するならちゃんと理由を言ってあげなさい。一方的にひどいことして、彼女の心が壊れてしまったらどうするの?幸いこの子たちがいたから助かったみたいだけど、男なら最後まで責任持ちなさい」

大人しくメイクをされながら赤司は反省していた

ここにくる前、散々黒子に説教されたことと全く同じ事を言われたからだ










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