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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




赤司「すみません・・・」

小さく謝るが夢芽の顔が見れない

大好きで大切にしたかったのに、ひどい言葉と仕打ちで怯えさせてしまった・・・



女性「ほら、そんな顔しないの。あなたの好きな子は目の前にいるでしょ?ちゃんと伝えれば届くわ。私の大好きな彼はね、もういないの。貴方のように私を大切に思って私から離れていったわ。その事に気づいたとき彼はもう天国に行ってしまっていた。あの時ちゃんと話をして《嫌だ》と言っていればって今でも後悔してる。だから、一方的じゃくてちゃんと相手に気持ちを伝えて話し合って。わかった?はい!!出来たわ」

優しく説教をしながら造り上げた切り傷は完ぺきだった

赤司は夢芽の前まで来ると突然夢芽を抱き締めた



赤司「夢芽・・・ごめん、ひどいこと言って。ただ、守りたかったんだ・・・」

赤司は声を絞り出して夢芽に謝った

夢芽は無言で赤司の首に抱きつくと、めいっぱい背伸びをして赤司の頬にキスをした



夢芽『私の方こそ、ごめんなさい・・・征くんの気持ち考えないで・・・大好き』

赤司「俺も夢芽のこと大好きだ・・・ずっと、何があっても守ってやる」

夢芽は真っ赤になって赤司の胸に顔を埋めてしまった










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