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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




赤司「絶対だぞ?破ったら絶交だからな」

赤司は何度も念押しをすると、指切りまでして約束していた

夢芽は心配してくれることが嬉しくて、赤司に抱き付いて胸に顔を埋めていた

嬉しかったのは本当だったが、子供のような赤司の行動に頬が緩んで笑ってしまいそうだった



夢芽(今笑ったら、きっと怒るんだろうな~)

そう思いながら赤司にしがみついて顔を隠していた






夢芽『こんなもんで大丈夫かな?』

夢芽は右頬を縫わずにテープで固定した

テープならいずれ傷痕はなくなるはずだからだ

夢芽『いけない、もうこんな時間。急がなきゃ』

夢芽は急いで仕度すると試合会場へと急いだ

今日は誠凛高校の試合があるので、マネージャーの夢芽はちゃんとベンチに入らないとカントクに怒られてしまうのだった

急いでいた夢芽は赤司の後ろ姿を見かけ、嬉しくて近寄ろうとした瞬間赤司の怒鳴り声が聞こえてきた





赤司「あいつの怪我は関係ない!!」





そういうと赤司はその場から去って行ってしまった

夢芽『??(どうしたんだろう?)』

追いかけたかったけれど、集合時間に間に合わなくなりそうで仕方なく諦めた

夢芽 (あとで、メールしよっと)









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