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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




赤司「黒子から聞いた・・・痛むか?夢芽?そんなに痛いのか?」

てっきり怒られると思っていた夢芽はビックリしてしまい返事が出来なかった

返事の無い夢芽が心配で、赤司は夢芽から身体を離すと顔を覗き込んだ

心配そうな顔が不謹慎だが嬉しかった



夢芽『///ううん、今は大丈夫。それよりおめでとう、試合は楽しかった?』

夢芽の笑顔にほっとした赤司はもう一度夢芽をギュッと抱き締めていた

赤司「ああ、久しぶりに楽しかった。夢芽のおかげだ。けど・・・それとこれとは別だ。夢芽!!なんで黙ってた?思いっきり試合が出来たのは嬉しかったが、夢芽が犠牲になったんならそんな勝利なんていらない。夢芽は俺の大切な彼女だ。夢芽が傷ついていて平気な訳ないだろ?傷、見せて見ろ」

赤司は夢芽のガーゼをそっと剥がした





綺麗な白い肌に切り傷の痕、血は止まっていたが赤司の傷を移したのならかなりの痛みだったはずだった

男の赤司でもかなり痛かったのだから

それを・・・





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