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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




黒子「赤司くん・・・解散したらちょっと話があるんですが」

赤司「黒子。ああいいぜ、もう解散だから」

赤司は監督に許可を得ると黒子と一緒に部屋を出た

黒子「赤司くん・・・怒らないで聞いて欲しいんですが・・・」

話があると言ったわりに、黒子の歯切れの悪い言い方を赤司は不思議に思った

話を聞いた赤司は顔色を変えると、夢芽の所へと走り出していた

黒子「あまり、怒らないであげてくださいよ~!!」

黒子が叫んでいたが赤司は聞いていなかった





赤司(夢芽の馬鹿が!!そんな力だったなんて・・・くそっ、何で気がつかなかった)

夢芽の力はただ怪我を直すだけじゃなかったのだった

他人の怪我を自分の身に移し替えていたのだ



赤司「夢芽!!お前は馬鹿だろ!!」

夢芽は開会式の前に赤司に無理やりキスをされた木の陰で待っていた

いきなり怒鳴られ、夢芽はビクッと身体を震わせ小さくなっていた



夢芽『ごめんなさい・・・』

震える声で小さく謝ると赤司に強く抱き締められていた






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