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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




赤司(バスケの興奮を落ち着かせる為にキスを無理強いしたが・・・やべっ、別の方が興奮してきた)

下心を自覚した赤司は色っぽい夢芽を見れなくて視線をさ迷わせてしまった





夢芽『///?・・・どうしたの?征くん』

いつも冷静沈着な赤司が落ち着きなく狼狽えているので夢芽は心配になってしまった

赤司は大きくため息をつくと夢芽をぎゅっと抱き締めた

赤司「(情けね・・・こんなに好きになるなんて予想外だ・・・)なんでもない。もう落ち着いた。ありがとな夢芽。そろそろ開会式も終わる頃だろうし、行くか」





赤司は夢芽の手を取ると会場に向かって歩きだした

赤司(こんなことなら京都の学校になんか行くじゃなかったな。夢芽も転校して来ないかな・・・けど夢芽のあの力がうちの監督に知られたら・・・やばいことになるからな・・・諦めるしかないか)

赤司は独りぶつぶつ呟くと夢芽の手をぎゅっと握りしめていた



夢芽『?どうかした?』

夢芽が聞いても《何もない》と言うだけで何も答えなかったが、赤司はすがすがしい顔をしていた

夢芽(落ち着いたのね。よかった、役にたてて)

夢芽は微笑みながら赤司の手を握り返していた





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