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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第29章 洛山高校戦:第3クォーター




夢芽は赤司に手を引かれ会場の裏に連れて行かれていた



夢芽『どうしたの?征くん、今から開会式なんじや・・・』

木に身体を押しつけられいきなり口を塞がれる

いつになく激しくキスをされ夢芽は戸惑ってしまった



赤司「黙ってキスさせろ。彼女なら俺をちゃんと慰めてくれ」

キスの合間に赤司は夢芽に囁きかける

唇がほとんど繋がったままで囁くものだから吐息が唇にかかり夢芽の神経を刺激していた



夢芽『///んっ・・・慰めるも何も、まだ始まってもいないじゃない』

夢芽は赤司の口づけに顔を赤らめながら、クスクスと小さく笑っていた

赤司「ああ、だから楽しみで落ち着かない。あいつらとやれると思うと興奮がとまんないんだ」

唇を離し耳元でもう一度囁く



赤司「だから、黙って慰めてくれ」

そして再び唇を塞がれた

強く噛みつくようなキスをしたかと思うと優しく唇を舐める

夢中でキスを受けていた夢芽の意識はすべて赤司に支配されていて、人が来たことに気がつかなかった





当然余裕の赤司は、夢芽にキスをしながら、やって来た黒子を睨み付けた

赤司 (ったく、邪魔すんなよな・・・)

赤司は夢芽の頭を右手でぐっと引き寄せ、口づけをしたまま黒子に左手で追い払う仕草をした






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