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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第28章 洛山高校戦:ハーフタイム




赤司「(ってことは、俺が夢芽に抱きついて離さなかったことや、キスしたことも全て見られてたってことか・・・) とにかく助かった。あんなやつらくらいどうってことないが、夢芽がいたからな・・・」

赤司はため息を着きながらも黒子たちに礼はちゃんとした

未だにしがみついて離れない夢芽を見ながらほっと息を吐いた




黒子「なかなか面白い暇潰しが出来ました。それより赤司くん、新幹線の時間は大丈夫なんですか?」

赤司「ああ・・・時間はもう少しあるんだが・・・夢芽をこのまま帰したくないし・・・明日の始発で帰るか・・・夢芽、送っていく」

赤司が優しく言うと、夢芽は慌てて顔をあげた





夢芽『///もう大丈夫!!ちゃんと1人で帰れるわ。明日なんて大変だからもう帰って、ねっ?』

赤司「だめだ。まだ震えてるじゃないか。心配で、1人でなんか帰せない」

明るく言っているが赤司の服を掴む手はまだ震えている





黒子「あの、僕たちが夢芽さんを送って行きましょうか?」

本当は赤司が送っていきたいのだろうと予想はしていたが、黒子が遠慮がちに提案した






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