第28章 洛山高校戦:ハーフタイム
夢芽『黄瀬くんも凄い・・・』
赤司「夢芽!!黄瀬なんかに見とれるな!!」
夢芽に向けて叫んだと同時に、赤司は最後の1人を思いっきり殴り飛ばした
((あ~あ・・・八つ当たりだ・・・かわいそうに))
黒子と黄瀬は同時にその男に同情してしまっていた
赤司「怪我・・・してないか?ごめんな怖い目にあわせて・・・」
赤司は急いで夢芽に近づくと優しくたずねた
先ほどとは違うほんわりとした空気が赤司の周りに溢れていた
黄瀬「うわっ、さっきも思ったっスけど、赤司っち夢芽ちゃんにベタ惚れっスね」
黒子「そうですね、赤司くんは夢芽さんにベタ惚れですからね」
黒子は大きな声で呟いたので赤司に睨まれてしまった
赤司「サンキュ、黒子・黄瀬。夢芽大丈夫か?」
夢芽は無言で頷くと赤司の胸にしがみついた
赤司「で、お前らどこで、いつから見てた・・・」
黒子「近くのファーストフード店でバニラシェイクを飲みながら観察してました。2人で。いつからと言うと赤司くんたちが来た辺りからですね」
最初から全部見ていたと言われ、赤司は脱力した