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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第28章 洛山高校戦:ハーフタイム




夢芽は赤司の背中に隠れ服にしがみついていた

夢芽(怖い・・・)

背中の夢芽が震えているのがわかる



赤司「嫌だ、と言ったら?」

赤司は爆発寸前だった

夢芽との貴重な時間をつぶされたのだから



赤司「夢芽、大丈夫だ。ちゃんと俺が守ってやる」

赤司は夢芽の手をぎゅっと握ると夢芽も小さく頷き繋いだ手を僅かに握り返した



男1「ほら、大人しくその子をこっちに渡しな」
男2「俺たちがもっとかわいがってやるよ」

赤司が素直に夢芽を渡さないとわかると、男たちは急に態度を変え乱暴になった



赤司「黒子・黄瀬、夢芽を頼む」

男たちが振りかえると、そこに1人の男子高校生が立っていた

モデルのような顔立ちをしたピアス男、かなり弱そうだった

もう1人呼んだようなっと思ったとたん、目の前にさらに弱そうな高校生が立っていた



男1「うわっ!!」



黒子「赤司くんいつから気づいてたんですか?僕たちのこと」

黒子は男たちに目もくれず赤司のそばまで近づいた

赤司「こいつらが俺たちを囲んだ瞬間くらいだ。それより、とっとと片づけるから夢芽を頼む。怪我させるなよ」

赤司は夢芽を黒子に渡すと最後に睨みをきかせた








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