• テキストサイズ

負けられない勝負【黒子のバスケ】

第27章 洛山高校戦:第2クォーター




夢芽『動かないでね』

赤司「えっ!!夢芽!!」

夢芽が怪我をしている箇所に口づけをしたのでびっくりした赤司はとっさに腕を夢芽から引こうとした

夢芽『駄目、少しの間じっとしてて』

夢芽は唇をつけたまま小さく囁いた

赤司(///なんか、はずかしいな・・・)

自分が怪我をさせた償いなんだろうと勝手に解釈をして、赤司は大人しく夢芽の好きにさせていた



目を閉じ優しく触れる夢芽の姿に赤司は見惚れていると、夢芽の唇が触れている箇所が熱くなってきた

赤司(?気のせい・・・だよな?)





夢芽『もう・・・大丈夫だと思う』

夢芽が腕から唇を離した

赤司「大丈夫?」

赤司『うん、もう痛く無いでしょ?』

夢芽の言葉に肘を動かすと、全く痛くなかった

慌てて肘を見ると赤く腫れあがっていた形跡も無くなり血も止まっていた
びっくりして夢芽を見ると、夢芽は悲しそうに微笑んだ



夢芽『気持ち悪いでしょ?私変な力があるの。怪我の箇所に触れると怪我が治ってしまうの。ずっと気持ち悪がられてて、ずっと嫌だったの、この力・・・けど、赤司くんの役にたってよかった・・・昨日と今日だけだったけど楽しかった』

夢芽はそういうと赤司から離れ立ち去ろうとした






/ 190ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp