第26章 洛山高校戦:第1クォーター
その時、夢芽の携帯が鳴り、着信音は大好きな赤司からのメールだと告げていた
家までの帰り道、赤司にもう一度登録させられたのだった
少し怒った口調で命令された夢芽は嬉しくて、また泣いてしまったのだった
赤司《夢芽、もう寝たか?明日のデート楽しみにしてる》
夢芽(///始めての赤司くんからのメール・・・)
夢芽は嬉しくてそのメールにプロテクトをかけて保存した
夢芽《まだ起きてるよ。私も楽しみ。目一杯、おしゃれして行くね》
送信すると直ぐに返信があった
赤司《おしゃれしなくても夢芽は可愛いよ。じゃあ、おやすみ》
夢芽「赤司くんったら・・・《おやすみなさい》っと」
メールを送信して夢芽も布団に入った
―――――赤司 side―――――
本当、夢芽って可愛いよな
泣いた顔にあの笑顔・・・ついキスしちまった
夢芽のこと自覚したとたん我慢出来なかったもんな・・・
あっと、一応黒子にもメールしとかないとな
《うまくいった。明日デートだから》
これでよしっと
明日、夢芽と何処に行こうかな~
―――――side end―――――
赤司は携帯を閉じると布団に潜り込んだ
赤司が眠り込んだ頃、携帯にメールが届いていた
送信者は「夢芽」