第26章 洛山高校戦:第1クォーター
夢芽『違う!!嫌いじゃない!!大好きだから・・・///』
赤司「好きならどうしてアドレスを消すんだ?ちゃんと答えてくれ」
勢いで告白してしまった夢芽に赤司は少し怒った口調でたずねた
夢芽『///だって・・・いつもメールするのは私ばかりだし。それが嫌なわけじゃないけど・・・けど、赤司くんは京都だし・・・かっこいいし・・・私なんかじゃ無理だし・・・』
夢芽の言ってることは無茶苦茶だったが、赤司には夢芽の言いたいことがなんとなくわかった
赤司「つまり。夢芽は俺のことが好きだけど、俺からのメールが来ないから嫌われると思ったんだ。おまけに、京都と東京じゃ遠いし、俺に夢芽は釣り合わないと思ってる。アドレスを消したのは失恋したからだし、あの日のキスはその記念ってことか・・・」
赤司はいっきに言うと夢芽の頬を両手で挟み込み自分の方に向かせた
赤司「夢芽・・・俺は夢芽のこと嫌いじゃない。夢芽が俺に釣り合わない訳ない、こんなに可愛いのに。俺も夢芽のことが好きだ。さすがに気づいたのはあのキスのせいだけど・・・それでも俺は夢芽のこと大好きだぞ?えっ!!なんで泣くんだよ。俺、なんか夢芽の嫌なこと言ったか?」
赤司の真剣な告白に夢芽はまた泣き出してしまった
突然泣き出した夢芽に赤司はどうしていいのかわからず、狼狽えてしまった