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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第22章 桐皇学園高校戦:延長戦④




【エースの嫉妬】・・・優しさもムカついて





梓弓『大輝・・・』

梓弓は控室を一人で出て行った青峰を追いかけた

WC1回戦、青峰たちの桐皇学園は黒子の誠凛高校に近差で負けてしまったのだ

梓弓が追い付くと、青峰は会場のテラスで空を見上げていた



青峰「ん?どうした梓弓?お前泣きそうな顔してるぞ」

近づいてきた梓弓に気付くと青峰は梓弓の顔を見て笑った

青峰の笑顔に鈴音の心臓がドキッと跳ね、顔がみるみる真っ赤になってしまっていた



青峰「なんだ?今度は赤くなって・・・可愛いやつ」

梓弓『///大輝が落ち込んでると思って、私・・・』

青峰が近づきそっと抱き締めると、梓弓は心配そうな瞳で見上げてきた



青峰「俺が落ち込む?ああ、確かに誠凛に負けて悔しいが、久々に全力でバスケが出来て楽しかった。もっと強くなって、次は余裕で勝ってやる」

青峰は満足そうに笑うと、梓弓をベンチに座らせ寝ころんで膝の上に頭を乗せた

梓弓『///大輝、何甘えてんの?落ち込んでないんだったら、私の膝の上で甘える必要ないでしょ?』

青みね「久々の全力で、しかもゾーンに入って疲れた。少し寝る」

青峰はすぐに寝息を立て始めた






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