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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第20章 桐皇学園高校戦:延長戦②




【デートの邪魔者】・・・ベタぼれ注意報



青峰(こいつら何でいるんだ?)



青峰は目の前に座っている2人を睨んでいた

今日は久しぶりの梓弓とのデート

毎日学校とクラブで会ってはいるが外で会うのは嬉しくて、ニヤついてしまう顔を必死で抑えながら待ち合わせ場所についてみると、梓弓の横によく知った2人がいたのだ



黄瀬「青峰っち、おそいっスよ」
黒子「女の子を待たすなんて最低です。青峰くん」

帝光中時代のチームメイト2人は、遅れてきた青峰に当然のごとく説教をした

青峰「すまん、ちょっと寝坊・・・ってまて!!なんでお前らに怒られなきゃならないんだ!!」

2人に怒られ素直に謝っていた青峰だったが、ふと間違っていることに気が付いて2人に怒鳴り返した



梓弓『ごめんなさい大輝、私がお願いしたの。大輝を待ってる間に男の人に声かけられて・・・断ったんだけど、しつこくて困っていたら助けてくれたの。大輝が寝坊って言ったらそれまで一緒にいてくれるって言ってくれて・・・ごめんなさい』

青峰「すまん・・・ナンパされてるとこ、助けてもらったんだな。わりぃ、黄瀬・黒子、サンキュな」

青峰は2人に礼を言うと俯いてしまった梓弓の頭を撫でた



青峰「恐かったんだよな?はぁ~、俺の寝坊が原因か・・・次から待ち合わせはなしな。俺が家まで迎えに行くから待ってろ」

青峰は梓弓の顔を覗き込んで優しく笑いかけていた






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