第17章 桐皇学園高校戦:第3クォーター
(今日のお弁当やけに豪華じゃないか?)
(ああ、青峰の好きなものばかりだったぞ)
(しかもデザートありって・・・)
(梓弓、気合入れすぎ・・・)
(そんな豪華な愛情弁当を毎日食べててなぜ梓弓の気持ちに気づかない!!)
クラスメイトの視線を全く気にせず、青峰は梓弓のお弁当をおいしそうに平らげ、食後にクッキーを食べていると、中から小さな紙が出てきた
青峰「ん?なんだ?」
紙を開いてみたお青峰は中に書いてあった内容に笑ってしまった
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青峰くんへ
今日は特別に青峰くんの好物だけを入れました
お弁当をすっかり平らげたら、その見返りとして遅刻しないでちゃんと部活に出ることを要求します
ちゃんと部活に遅刻しないで行ったら、明日も青峰くんの好物だけを入れてあげます
梓弓より
PS:怪我をしないようにがんばってね
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青峰は丁寧に手紙をポケットに入れると、鼻歌を歌いながら再びクッキーを食べ始めた