第17章 桐皇学園高校戦:第3クォーター
今吉「すまん。嬢ちゃんがあんまり可愛いもんで・・・今のはお前が悪いんや。嬢ちゃんはわざわざ、起きないお前の為にお弁当を作って持って来てくれたんや。後でちゃんとお礼ういときや」
青峰「弁当か・・・今日は諦めてたからラッキー。目も覚めたし朝練でもいくか」
青峰はご機嫌で朝練に出て、他の部員に気味悪がられていた
その理由を知っている今吉は体育館の隅で1人で笑っていて、そんな今吉も部員たちに白い目で見られていた
後で今吉に、梓弓の胸に顔を埋めていた事実を聞いた青峰は真っ赤な顔で固まってしまった
その姿をみた今吉はまたお腹を抱えて笑い出してしまっていた
お昼に梓弓のお弁当を開けた青峰は感動の声をあげていたした
ハンバーグにエビフライ、肉団子もあった
卵焼きはバジル入り、そして今日はデザートに苺に手作りクッキーまで入っていた
今日のお弁当は全て青峰の大好物のみだった
青峰「おお~~~!!梓弓のやつ、今日は何かいいことあったのか?」
その意図に全く気がつかない青峰はお弁当を食べ始めたが、お弁当を食べている青峰の周りではクラスメイトがひそひそとお弁当の話をしている