第9章 痕の確認(●)
リサの息が整い落ちつくまでリヴァイは胡座をかき、自分の膝の上で裸のまま丸くなるようにして抱く。
しっとりと汗をかいているリサの肌は色っぽく、顔に付いていた髪の毛を耳に掛けてやる。
そのまま耳たぶを触ると小さく声が上がった。
『まだまだ落ち着かなさそうじゃねぇか』
『…当たり前です。私の身体おかしくなってますから!それに…リヴァイさんは満足してませんよね?私、が…頑張りますから!』
気怠い身体を起こし、リサはリヴァイのに手を触れようとすると咄嗟に手を掴まれる。
勢いよく掴まれ、リサは痛っ!と手を引っ込めようとした。
『わるい…。リサの気持ちは有り難いが俺のは触らなくても大丈夫だ』
『え、でも…』
チラリと目線を下げるとリヴァイの下半身は大きく反応している。思っている以上な膨らみの下を想像するだけで、リサは下半身がまた疼くような感覚になる。
『……お前、見すぎだろ』
はしたないと自分で思い、真っ赤になった顔を隠す。
『俺のを服の上から見て興奮したのか?随分厭らしくなったもんだな』
『あっ…あぅっ』
リヴァイに気付かれないように垂れそうな愛液を塞ぐ為に足を閉じていたが、呆気なく感づかれる。
落ち着きを取り戻しそうだった熱がまたそれにより再発する。
『…リサの反応は楽しいものがあるな。ほら、また触ってやるから開け』
こうなってしまえばもう素直になるしかない。リサは恐る恐る足を開くと、余韻たっぷりのソコはいつでも指を歓迎していた。
『リ、リヴァイさん…キスしてくださ…い』
ふるふると震えながらリサはリヴァイの頬に触れる。リヴァイはそっと顔を近づけ、お互いの舌や唇の感触を味わうように何度も交わす。
リヴァイは指を増やし、リサの悦ぶ箇所を責め立てるとリサは本日何度目かの絶頂を簡単に迎えた。
『リサ、ゆっくり休め』
体力がなくなったリサをベッドに寝かし家を出ようとする。
『リヴァイさん、もしかして…私を…あの、抱く気なくなったんですか?』
『…あぁ。俺の気が変わった』
リサが何か言う前にリヴァイは家を出た。