第53章 おかわりは2人で
『何だ?腹でも空かせたか?』
たまに意地悪いことをするものだ。リサは開かれていた足を閉じて口元を腕で隠す。
内股同士を擦ればやらしい音がする。そんな仕草を見せなくてもリヴァイは知っている。
『ほら、俺を待たせるな』
どっちの意味の”待たせるな”なのか。
リヴァイとてこれは賭けでもある。リサは頑固なところと意地っ張りなところがあり、拗ねてしまえば、お腹が空いてなくても空いたと言うだろう。
反対に随分と蕩けさせた後でのおあずけに耐えられず、リヴァイに甘えておねだりをするのか。
リヴァイは正直後者であってほしいと思う。
ぴったりとしたボトムスには少々きついものがあるからだ。
最悪リサが前者を選んだあとは、トイレにでも行こうと考えていた。
『リヴァイさん、あのね・・・』
『何だ?』
裸でモジモジとしているリサに堪らず今すぐにでも組み敷きたいリヴァイ。
『え、えっちな事の続きしたい、です。このままは辛い・・・の』
あぁ・・・・・・とリヴァイは整えた身嗜みを再度崩しながらリサへと近づく。
ベストを近くの椅子へ放り投げ、シャツのボタンを全て外す。
『あ・・・』
『お前が選んだんだ。もう、シーツが何だとか爺さんが何だとかはなしだ。・・・わかったな?』
『・・・ほ、ほどほどにして頂けると・・・』
『却下。・・・いつもみたいにめちゃくちゃにしてやる。まあ、声の我慢は許可してやるよ。出来るものなら・・・な?』
獰猛で強い眼差しでリサを見下ろす。
お前だけが我慢していたわけじゃねぇ・・・と。
かぶりつかれるようなキスを繰り返され、舌が持って行かれそうなほど口内を犯される。
いつの間にかリヴァイも服を全て脱いでいて、リサのとろとろとした所に擦り付ける。
『んっんっ・・・あっン・・・』
『いつものように善がれ。喘ぐリサが見たい』
すりすりとリヴァイはリサの秘部に己を擦り付け、その度にネチッと響く。
男根に潤滑剤を塗りたくるようにリヴァイは数回擦り付けると、そのままの勢いでずんっとリサに沈めた。
『ふぁっ!!!!』