第6章 近付く距離②(●)
『す、すみません、ちょっとお水飲んできます』
刺激が強すぎたリサはブランケットを片手にふらつきながらベッドから降り、コップに注いだ水を一気に飲む。
『…今日はここまでだな』
『何がです?』
『リサ、俺が何しにここに来たと思ってんだ?立体機動装置の訓練をする約束だっただろうが』
忘れていたわけではないけど、それどころではなかったリサは頭から消えていた。
『あまり遅いと彼奴らが心配する』
『で、ですね!!』
少し残念な気持ちもありつつ、顔を赤くしながらあたふたと着替え始めようとする。
『まぁ、俺は最中に彼奴らが来ても構わないが…お前は恥ずかしがるからな。今日はリサの初めてを見れただけで満足だ』
リヴァイは近づき、余韻が残ってるリサの秘部をそっと線上になぞりリサは身をよじる。
『や…、も、もう駄目です!用意しましょう』
『チッ。お前は身支度をしておけ。俺はシーツとお前の下着を洗ってくる。洗濯は得意だ』
『!?…も、もっと駄目ですー!!』
リヴァイから二つとも奪い取ると顔を真っ赤にして洗面所へ放り込む。
手持ち無沙汰になったリヴァイはドアの向こうから聞こえる、荒々しい洗濯に溜め息つき椅子に座って待つことにした。