第44章 膨れる想い
『・・・・・・いきなり全部脱がすなんて、恥ずかしい』
淡いピンクのシーツの上に白い肌が添えられる。
掛け布団も掛けられるずにただ寝転ぶだけ。身を隠すものがないリサは胎児のように丸くなる。
『いい眺めじゃねぇか。最初から全部脱いだ方がリサも開放感があっていいだろ?』
リサは気づいていないが体を丸めているせいで、リヴァイからは秘部が丸見えになっている。
今にも下垂れそうなほど溢れている箇所に指で掻き回し、一気に昇りつめさせてやりたくなる。
触れたくなる衝動を抑え、リヴァイはリサをうつ伏せにさせた。
『ほら、枕の上に顔を置いて・・・そうだ。・・・そのままリラックスしてろ』
『は、はい・・・』
肩甲骨がくっきりと現れ、滑らかなくびれに弾力のある魅惑的な肉付きをした尻。
『・・・やっぱいい体してるな・・・お前』
『あ・・・え?!』
『すげぇ・・・俺好みだって言ってんだよ。おい、こっち見てねぇでさっきの体勢でじっとしてろ』
軽くペちっと尻を叩けば、きゃ!とリサは元の体勢に戻る。
ぷるんと揺れる尻にリヴァイは次ヤル時は尻メインだな・・・なんて次のコースも考え出していた。
『リサ、リラックスだ・・・。何も考えなくていい、最高に気持ちよくにしてやる』
『(その声だけで既に気持ちよくなっちゃう!!)』
リヴァイのゆっくりとした低い声に下半身が疼く。耳に届く好きな人の声は聞くだけて性感帯に響くもの。
リサは自分の秘部が更に潤っていくのを自覚していた。
『リサ、触れるぞ』
初めて触れるわけではないのに、そっとリサの背中にリヴァイの指先が触れる。ひんやりとした指先はすぐにリサの体温が移り温かくなっていく。
『ん・・・っ』
肩甲骨との間をすり抜け、背骨に沿うようにゆっくりと下へ指先が下りて行く。触れるか触れないか絶妙な塩梅でくすぐったいやら、気持ちいいやらでリサから吐息が漏れる。
『くくっ・・・まだ始まったばかりだぞ』
『だ、だって・・・あっ・・・』
わずかな股の隙間からリサの愛液がまた溢れているのを見つけるとリヴァイは堪らず口に出す。
『今でこんな溢れてさせていたら・・・後でどうなるんだろなリサ』