第30章 俺の手によって(●)
絶頂に達したリサは大きく肩で息をしながら、リヴァイを抱きしめる。ねっとりと濡れた指を見つめるとリヴァイは自分の口に指を含みリサを味わった。
『おい、まだ終わりじゃねぇ。ほらここに手を付けろ』
『きゃっ!!』
リヴァイはリサを抱きしめたまま軽く抱っこをすると、ベッドに両手を置かせスカートと下着を付けていないリサは尻を突き出した状態になる。
リサの秘部から溢れる愛液をひと掬いすると、自分の下半身に塗りつける。ぬるっとした温かさに更にリヴァイは興奮した。
『あっあぁぁん!!』
『はっ!締りが半端ないな、リサ』
腰を落としズンっとリサに沈めると、リサは甲高い声を出した。
『だって!だって・・・あっっ・・・やぁっっ』
『だってもクソもあるか。気持ちよくてしょうがねぇんだろ?』
涙目になりながら後ろを振り向くとリサは蕩ける顔で何度も頷く。リヴァイは堪んねぇなと更に腰を打ち付けた。
激しい水音を何度も鳴らし、支え切れなくなったリサは顔がベッドに沈む。リサの腰の位置が上がると、当たる場所も変わり快感が更に大きくなる。
『もぅだめっ!はぁっ・・・やぁっ!!またきちゃうぅ』
『くっ・・・まだまだイかせ足りねぇが・・・あいつらが帰ってくると・・・さすがになっ・・・』
『リヴァイさんっ・・・あぁっ!!一緒・・・にっ』
『リサっ!!』
伸ばされた手にリヴァイは握り返す。
キュウッと締まるとリヴァイは己を抜くと勢いよくリサの尻の上に吐き出した。
『あれ・・・いつの間にか寝てた・・・リヴァイさん?』
諸事のあとにそのまま眠ってしまったリサは、リヴァイによって部屋は暗くされ布団に寝かせられていた。下半身は綺麗にされていて、下着は履いてないがスカートは身につけられている。
横にリヴァイがいると思えば姿はなく、眠い目を擦りながらリビングを見やると扉のすき間が明るい。
『あぁ・・・・・・だ。リサ・・・いや、・・・い』
『そ・・・か。でも・・・リサ・・・か』
リヴァイとファーランの話し声が聞こえる。
『私の・・・話・・・かな?』
リサは内容を聞き取ることなくまた眠ってしまった。