第28章 お仕置(●)
リサとリヴァイは2人で揃ってアジトへ戻ってきた。キッチンの方を見ると大量の芋が茹で上がった状態で重なっている。まだ茹でたてのようでホクホクとした湯気が上がっていた。
その茹でたての芋の近くにメモが置いてあり、リサは手に取る。
(芋を茹でておいたから、これで作ってくれ。俺たちはイザベルと買い出しに行ってくる ファーラン)
『ほう・・・2人とも不在か。それもさっき出かけたところか。都合がいいな』
リサが持つメモを横から確認するとリヴァイはニヤリとする。
何が都合がいいのか聞こうとする前にリヴァイはリサの手を引き自室へ連れていった。
そして真っ白なシーツの上にリサを寝かし上に跨る。
『さて、じっくりと話をしよう。リサが話をしたいと言い出したんだったな、お前から話せ』
『こ、この状態で話すんですか?!』
『当たり前だ』
両手を頭の上で固定したままリヴァイはリサの耳元で囁くと耳の縁に舌を這わす。ピクっと顔を逸らしてしまうが今度は首をちゅぅと吸うとリサは小さな声を漏らす。
『リヴァイさん・・・』
『なんだ?』
『私・・・さっきローザさんのところに行ってきました』
首元を愛撫していたリヴァイの動きが止まる。
リヴァイの動きが止まり、名残惜しくもなるがリサは話を続けた。
『リヴァイさん・・・私のために・・・頭、下げてくれたんですね・・・』
『・・・リサの勘違いだ』
そう言うとリヴァイは首元の愛撫からリサの口へと移動する。
話し合おうと言ったものの、リサからの言葉を遮るように口の中を犯していく。
『んんっ・・・、、。ローザさんがっ・・・言ってたので間違いないと思いますけど・・・』
絶え間なく口付けされながらも隙間隙間で答える。
『チッ・・・言うなって言ったのに口の軽いやつだ。あぁ、その通りだ。アイツの客には憲兵もいる。アイツとは何もしてねぇ』
『だったら・・・最初からそう言ってくれれば良かったのに・・・あっ・・・』
拘束されていた手は離され両手でリサの顔を挟む。