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Blue Star【進撃の巨人:R18】

第25章 出逢ってしまったから


『兄貴……帰ってきたばかりなのに何処行くんだよ!』

『………散歩だ』

『立体機動装置をつけて散歩…ねぇ…』

カップを傾けたまま横目でファーランはリヴァイを見ると、チッと舌打ちをして出て行った。







『イザベル、私の使ったカップは流し台に置いたままでいいからね』

『え?あ…うん…?』

『ファーランさん、あの立体機動装置は私のですよね?』

『そうだよ。リサの立体機動装置だ、好きな時に使えばいいから』

『ありがとうございます!帰ったら蒸しパン作りますからね!』

『リサもどっか行くのか…?』

『大丈夫、すぐ帰るからね…イザベルは待ってて』


ただの散歩だから。と、リサはウインクをするとササッと装着すると出ていった。


『ファーラン…リサ1人で大丈夫かなぁ?憲兵がいるかもしれないのに…』

『ははっ、心配しなくていいさ。リサはリヴァイのところに行ったんだ。リヴァイがリサを危険な目に合わす訳がないからな』



ファーランはキッチンに立つと鍋に水を入れる。



リサが帰ってくる前に芋を茹でてやろうと思った。









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