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〈短編〉H×H

第59章 キスまで100㎜/若イルミ/裏


「触ってよ」

「…え」

「いい加減はち切れそう」

片手を掴まれ下半身に導かれる。触れるモノは本人の主張通り、既に固く大きく反応を示しているし ズボンの上からでもじんわり熱が伝わった。

「…すごいね…」

「…ぁ…、ッ」

強めに撫でてみれば 余裕を崩さなかったイルミが目元を細め ぎゅっと目頭を詰める。手の平を添わせ 上下に摩り上げれば 小さな口から吐息が漏れてくる。そんな顔を見せられては 頭の中が溶けてゆく。
イルミの身体をソファの背もたれに押し付けた。

「…も、我慢出来ない」

「なら、最初から素直になればいいのに」

「キスしよ…っ?」

「ヤダって、言ったら?」

この後に及び だだを捏ねる子供のようにも見えてくる。もはや有無を言わさず 顔を寄せ唇を重ねる。
濡れる舌で薄い唇を割り イルミの口内を犯す。深く舌を埋め 淡くそれを絡めてみれば、答えるように舌を吸われる。

「んっ…ふぁ、…くちゅ」

イルミの両手が頬を包む。どうやらスイッチが入ったのはリネルだけではない様子、イルミは首を傾けながら 水音の放たれる濃い絡みを繰り返す。

「ねぇ」

「…ん、…っ」

「舐めて」

おもむろに顔を離され 直接的な要求を出される。溢れた唾液が下さがりの放物線を描き、互いの口元をいやらしくつなぐ。
リネルは身体を屈め ソファの下にしゃがみ込む。キツそうなズボンの前を緩め 下着と共にズボンを半端に下ろしたまま そこへ顔を寄せる。

「…身体はちょっと小柄になってても、ココは大っきいね、」

「まあね」

「こんなにピンて上まで勃ってて、先の方ももうこんなに濡れてるよ……苦しそう」

「身体が若いせいかな」

「おへそにまで、届いちゃいそうだね」

何やら急に形勢逆転した気がする。こんなものを目の前に見せられて我慢を出来るわけがない。先端を濡らす粘液をゆっくり舐める。

「…ッ、…もっと、激しくして」

「……わかってる」

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