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〈短編〉H×H

第47章 いるぱく☆ラジオ/イルミパクノダの深夜ラジオ/下ギャグ


「あらやだ、楽しい時間はあっという間ね。そうこうしているうちに そろそろリスナーの皆様とさよならの時間だわ」

「え、もうそんな時間?今日はもう少し延長する?」

「そんな自由がきく訳ないでしょう。ラブホテルじゃないんだから」

「残念だな」

「では本日イルミへのファンメールを下さったラジオネーム 恋する泣きボクロさん、どうもありがとう」

「さっきのあれオレ宛てだったの?なんで?」

「鈍さは罪ね。メールのお礼とお詫びに一言、愛する彼から極上の言葉遊びを…さ、どうぞ」

「来週【いるぱく☆ラジオパーソナリティーと過ごすクリスマス握手会】やるから絶対来てよ。NG集その他裏話入りDVDやオレ達のキワドイカット満載の写真集、パクノダ著の実践に役立つSEXマニュアル、自慰にオススメなオレの耳レイプ台詞詰めCDなんかも現地販売するよ」

「ちょっと それただの宣伝じゃないの。やっぱり使えてないわよ、あとネタバレし過ぎよ」

「そう?具体性がないと。てゆーかオレと握手出来てオレのグッズ買えるんだから十分お礼とお詫びにならない?」

「泣きボクロさんご安心を、イベントまでにはこの人きちんと調教しておくわ」

「え、それどういう意味で?心身の訓練的な意味で?それともやっぱりプレイ的な意

「時間がないわね、それでは皆様ご機嫌よう」

「今さらっと流したね」

「貴方も最後くらいリスナーの皆様の心を掴む言葉は出ないのかしら?」

「……今年のクリスマスはオレと一緒に過ごそうよ。直接触れ合ってみるのも悪くないかもよ?」

「やれば出来るじゃないの。 来週のは握手付きイベントだものね。ふふ、“手”ってだけでクリスマスの夜を盛り上げるには十分よね」

「つまりは?」

「想像力が乏しいわね。ダイレクトな所で言えば手コキとか手マンとか指フェラとか色々あるでしょう?」

「なるほどね。揉みしだく、弾く、摘まむ、えぐり出す、捏ねる、撫でる、弄る、貫く、握りつぶす…“手”を主語にした言葉は確かに色々あるね」

「一部意味合いの異なる表現もあった気がするけれど。ちなみに貴方はHの時手をどう使うのが好き?」

「そうだな オレは

「やだ。いよいよホントにさよならの時間だわ」

「何気に酷いよねいつも」

「それでは皆様」

「今夜も」

「「ありがとうございました」」

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