第28章 彼氏と彼女の事情②/アダトリ/下ギャグ/夢主はイルミの彼女
イルミはヒソカに指摘を投げる。
「ヒソカの事だから 変に過激な下着とかなんだろどうせ」
「まぁね。マチのちょっと子供っぽい体型にっていうギャップだけでボクの股間は大喜びだよ。ガキくさい柄の綿のパンツ一枚なんかも可愛いんだけどねぇ」
「変態め、うちの団員を穢すのも程々にしろよ」
「クク、リネルはエロい下着着けてそうだよね というかエロい下着が似合いそうだな」
ヒソカの台詞に クロロの瞳がキラリと光る。
「確かに。ガーターやボンテージなんか似合いそうだな、逆に透過性の高いベビードールあたりもハマりそうだ」
「なんかよくわかんないけどクロロが頭の中でリネルを汚らわしく想像してる事は伝わるな。時々ブラが前止めだったり 下は紐だと思ってたら実はただの飾りだったりとかさ、そういうの紛らわしいし脱がすの面倒だからやめて欲しいんだよね」
「リネルのヤツ、お前の気を引こうと色々必死だな。健気じゃないか」
「イルミ そういう時は女のコの下着を褒めてあげないとダメだろ」
「いつもよく見てないし。てゆーか下着とヤる訳じゃないしどうせ脱がすし関係ないよね」
「ムードの欠片もないヤツだな。女は雰囲気に弱いんだからそういう上辺の台詞が大事なんだ、わかるか?」
「わかんない」
「雰囲気の違いで女の感度は面白いように変わるもんだぞ?色々実験してみろ、というかオレにリネルを試させろ」
「殺されたいの?最終的にはお前らだって挿れて腰ふって出して終わりだろ、一緒だよ」
「…思春期のガキかお前は。そんなやり方でリネルはちゃんと感じてるのか?」
「そういうのも全部含めてリネルはオレが好きなんだよ。無理やりヤる時は最初はさすがに演技だと思うけどね、いきなり挿れても喘ぎ声出すし。でも最後は濡れるしイくし感じてんじゃない?」
「女優だなリネルめ、ますます気に入った。ある程度の演技はベッド上の即興劇を盛り上げる必要な演出だしな パクもよく入れてくる」
「ボクはたまにはマチにも盛大に演技してもらいたいけどねぇ。いつも恥ずかしがっちゃって声我慢しちゃったりしてダメなんだよね。まぁそこも可愛いんだけど」
ヒソカは再び 遠い目を見せた。