第28章 彼氏と彼女の事情②/アダトリ/下ギャグ/夢主はイルミの彼女
※お下品しかない
※男子会トーク
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待ち合わせ場所にゆらっと現れるヒソカに イルミはきっぱり言い放つ。
「ヒソカ遅い。来るだけでどれだけ時間かかるの?」
「急に呼び出したのそっちだろ?ボクだって暇じゃないんだからそんなすぐには来れないよ」
「まあいいや。クロロは?」
「多分もうすぐ来るよ。しかしいいのかい?せっかく時間空いたんならリネルに会いに行かなくて」
「ここからだと移動時間が勿体無いし。会う時はリネルを呼ぶようにしてる」
「ボクならちょっとでも時間あったら自分からマチに会いに行くけどなぁ」
「ちょっとしか会えないその時間のために労力を使う意味はある?意思疎通し合えてれば問題ないよね。リネルの事はよくわかってるから」
「……ホントにそうならいいけどねぇ。あ、クロロもきたよ」
登場したのは花束を手にしたクロロ、遅れてきたのに余裕の態度を崩さない。
「悪い。好みの花を選んで盗ってたら時間かかってな」
「何だい その花は。イルミにプレゼントかい?」
「何故そうなる。夜はデートだからパクへのプレゼントだ」
「夜にちょっと会うだけで普通に花を渡せるってさ クロロどんだけやること自己満足でナルシなの」
「ボクもたまにあげるよ。マチにお花」
「え、ヒソカも?」
「うん ケンカした後とかね。何だかんだ女のコって花に弱いよねぇ」
「イルミもたまにはリネルにプレゼントでもしたらどうだ?どうせまた仕事ばかりでしばらく会ってないんだろ」
「プレゼントはよくするよ リネルが欲しいものならなんでもね。この前プールに行きたいって言ってたからホテルごとプール買い取ってあげたし」
「…そういう事じゃなくてな サプライズでのプレゼントってことだ」
「そうそう 女のコはそういうの弱いからねぇ。でもいいなぁプール マチの水着が見たい 今度貸しておくれよ」
「やだよ ヒソカ絶対水汚すだろ。てゆーかなんでオレが気を使ってサプライズなんて そこまでしなきゃいけないの?」
「だから言ったろ?たまにはリネルを喜ばせてやったらどうだって話だよ」
「よくわかんないんだけど。だってリネルはオレが大好きだしオレとこうして付き合えてるだけで充分喜んでるハズだけど?」