第23章 喜劇！？ロミオとジュリエット／ハンター学園／ギャグ

「なんっでそうなるのよ？！素で会話してるだけじゃないのアンタ達は！」

「相思相愛だしこれはこれで面白いだろう？」

「面白いワケあるかっての！これは悲恋物語なんだわさ？！」

「あ、一応悲恋だよ 最後は」

「どこが！」

「ロミオはちょっとした家庭事情で毒が効かないからね。仮死状態のあと勝手に自殺するのはジュリエットだけだし」

「ホント抉るな♡ ロミオ様」

「アンタ達ね…あんまりふざけてると……。ビスケちゃん監修のちょっとアブナイ絡みシーンぶち込んじゃうわよ？！」

ものすごい剣幕のビスケを見下ろし イルミは腕を組んだ。

「なに？絡みって」

「ロミオのチンコ型バイブオーダーメイドしたジュリエットによるオナニーショーからの、ロミオの親友マーキューシオによる友人裏切りジュリエットレイプ。激怒したロミオのジュリエットSM調教、マーキューシオ殺しを企てたロミオがまさかの返り討ち ケツマンコ強制開発脱処女シーンを追加するって言ってんだわさ！！！」



しーん、ドン引きするクラスメイト。イルミとヒソカはあくまでも冷静だ。

「急に出てきたけどそのシーンのマーキューシオ誰がやるの？」

「クロロだろ 流れ上」

「何故オレなんだ」

「サイトの秩序のためさ♡」
（ヒソカさんナイスアシスト！）

「悪いがオレには荷が勝ちすぎる。ここはイルミの弟にこそ似合いのキャスティングだと思うが」

「待て待て待て！あんたスルースキル高すぎだろ！！ここはその…クラピカ！ぜってークラピカ！」

「例え演技といえど裏切り行為は愚の骨頂。レオリオこそ卑劣で劣悪、相応しいのでは？」

「ひでェ言われようだなオイ。頼みの綱は人類最後の砦……ゴンさんしかいねぇ！やらかしちまえ！！！」

そこには ゴンさんが降臨していた。


ーもう これで
ー終わってもいい
ーだから
ーありったけの
ー演技を