• テキストサイズ

笑って

第5章 好きな人のコト



夏真っ盛りのある日、私は鈴木に言わないで講義を休んだ。
急にできた用事だから仕方ない。

でもちょっと心配してくれたらいいな、なんて思ったりもした。



「おはよう鈴木」

「おっおう」

次の週、私たちはいつものように二人で勉強をしていた。



「なぁ、なんで先週講義休んだんだ?」

来た!

「先週?ちょっと親戚が急に入院したから、お見舞いに行ったんだ。」

/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp