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【R18】噛まれて、啼いて

第2章 想定外


「あー……ダメ、渚さん。
我慢出来なそ……」


頭を沈めて、体重を掛ける春くん。
その際に太腿に当たる硬いモノ。
興奮してくれてる。
それが嬉しくて、太腿を少し持ち上げた。


「っ……渚さんー??」


必死に我慢してるんだからダメでしょ、と頬を突かれた。
膝でグリグリと擦る度、小さく震える春くんが可愛くて何度も繰り返す。


「もう……せっかく優しくしてあげようと思ったのに。
渚さんのせいだからね」


腕を頭の上でまとめられ、膝の上に乗られて行為を続けられなくなる。
……残念。


「っ、ん……」


はだけたままの胸元に舌を這わせ、膨らみにキスをする。
甘噛みで柔らかさを堪能したあと、乳輪をなぞった。


「ん……っ……」


触れて欲しいところには、あと少しのところで触れてくれない。
もどかしさに腰が浮く。


「意地悪しないで」
「んー?してないよ」


クスリと笑いながら、同じ場所を舐めるだけ。
本当は分かってる癖に。


「どうして欲しい?
渚さんのお願いなら聞いてあげるよ」
「……」
「良いの?」


パッと舌が離れる。
喪失感のようなものが生まれ、声が漏れた。


「あ……」
「ん?どうしたの?」


ニッコリと笑うその顔は、確信犯なことを物語っていて。


「……触って……」
「まぁ、及第点ってとこかな」


中途半端に昂った身体は、1番言うことを聞かない。
奥に欲しくて疼き始める。
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