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甘いチョコをあなたに...

第5章 今日の蟹座のラッキーアイテム




「今日はすいぶん高尾と仲良く話していたようだな。」


部活からの帰り道、隣を並んで歩く真太郎がそう言って私を見る。


「ん?そんなことないよ。」


あまり楽しい話でなかったこともあって私は俯く。


『いい加減捕まえとかないと、真ちゃんも隅に置けないよ。』


と、真太郎の帰りを待っていた女の子たちを見て高尾くんが言っていた。


「そうなのか?…ところで。お前は、高尾にもチョコを渡したのか?」


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