第3章 【切島、上鳴】あいのけもの【R-18】

電気のボクサーパンツはちかちかとした派手なデザインでいつも可愛い。その色が少し濃くなってる部分に私は唇を寄せて吸い上げる。

「んっ」

頭の上から電気の甘い吐息が漏れ聞こえた。ちらりと見ると私を見て、甘く笑ってくれる。それが嬉しくて、ボクサーパンツの上からその形をなぞるようにはむはむと咥えた。
暫くそうして輪郭を辿っていたけれど、やっぱりどうしても直接電気のおちんちんを咥えて舐めてしゃぶりたくて、ボクサーのゴムに指を掛ける。すると、その手を取られてしまった。

「な、んで」
「ちゃあんと全部お口でしないと。できんでしょー？」

電気はするりと私の取った手に自分の指を絡ませながらいつものあのにこにこした感じで云う。
私は電気の柔らかな肌を傷付けないようにボクサーのゴムを噛んでゆっくりと引き摺り下ろした。
中からぷるりと勃起した電気のおちんちんが飛び出す。電気のそれは勝己のようにエラが張って血管がばっきばきに浮き上がった大きなおちんちんでも、鋭児郎の幹が太く凶暴な形のおちんちんでもなく、つるりとした綺麗な形をしている。私はそれを見ただけで早くしゃぶりつきたくて口いっぱいに唾液が溢れるのを感じた。

「あっあっ」

必死で腰を動かしながら電気のおちんちんから溢れて竿を濡らす先走りを舐め上げ、亀頭を咥えて内頬にそれを擦り付ける。根元を扱いたり袋を揉み揉みしたいけど片手を塞がれて上手く出来ない。

「 ひなちゃん、ちんこしゃぶんの上手いね。ねえ、俺のちんこ美味しい？」

電気は口に含んだ亀頭でぷっくりと膨らむ私の頬を撫でながら云う。
私は一度、電気のおちんちんから口を離して。

「でんきのおちんちんすっごくおいしい。だいすき」

と云った。電気は満足そうに笑う。