第4章 こんな簡単に壊れちゃうモノなんですか?
次の日。
学校に行くのが辛い朝はひさしぶりだった。
部活を始めてから毎日が楽しくて…って、何そんなこと思い出してんの…
朝から泣きそうでした。
幸い、教室中の噂は広まってないらしい。
だけど、部活。
胃がキリキリと痛む。
吐きそうな気持ちと、もしかしたら昨日の出来事は夢かもしれないという淡い期待。
その二つがぶつかりあって、立ちくらみがする。
「なんで、きた?」
大地さんの冷たい声。
あぁ、あれ夢じゃないんだ。
一気に現実に引き戻される。
「退部届け、まだだしてなかったから」
自分でも驚くほどの他人行儀な声。
だから私は冷たいと言われてしまうのだろうか。
「まぁ、残れっていうなら残りますけど?」
なんて、自分を追い詰める。