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天国のような地獄のような日々[鬼灯の冷徹]

第7章 激おこ


ー桃太郎目線ー
椿さんは勢いよく戸を閉めたかと思ったら、その場に座り込み泣き出してしまった。うずくまって声を殺してるからきっと泣いているってバレないようにしてるんだな・・・。

桃「椿さん・・・」

俺は何か言葉をかけようと思ったが今はかけない方が良いと思い、止めた。
しばらくすると椿さんは落ち着いたのか自分の部屋に行ってしまった。

桃「・・・薬膳鍋作ったら食べてくれるかな」

俺は台所へ向かった。
原因は大体予想ついている、おそらく先ほど外から聞こえてきた事だろう。

桃「椿さんは悪くないのに・・・」

正直あの二人の喧嘩には呆れていた←
だから、ああやって怒れる椿さんは凄いと思うし、優しい人なんだと俺は思う。というかあの二人に説教できるとか・・・尊敬するわ←
でも、優しい椿さんだからこそ怒鳴った事に後悔して泣いてしまったのだろう。

桃「さすがにあの二人も反省しただろ・・・」

これで反省しなかったら今度は俺が怒るぞ←
俺はそんな事を考えながら鍋を煮込んでいた。










桃太郎目線終了
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