第7章 激おこ

ー鬼灯目線ー
・・・椿さんを怒らせてしまった。
椿さんが亡者以外に怒鳴るのは何時ぶりでしょうか、それほど私達は悪いことをしたのでしょう。正直自覚はあります、白澤さんと会えばすぐ喧嘩する事は、でも今回は私も悪いですね・・・普段はアイツが悪いのですが←
私は白澤さんを見る、するとーー

鬼「泣いているんですか・・・？」

白「え・・・？」

彼は泣いていた。しかも自分では気付いていなかった様子。
嗚呼、そうか・・・。
彼もーー








ーー彼女が好きなのか。
彼も私と同じで彼女に心を奪われたのですね。
なら私と白澤さんは彼女を巡るライバルなんですね。まったく・・・

鬼「どこまで私達は似ているんでしょうかね・・・」

私は白澤さんに聞こえないように呟いた。











鬼灯目線終了