第3章 桃源郷の神獣
確かに最近休むのを忘れています。それを頬を触るだけでわかるなんて・・・。すごい、これが白澤さん。
鬼「さすが、腐っても神獣ですね」
白「腐っても言うな」
[え!?神獣なんですか!?]
白「そうだよー♪でもかしこまらくても良いからね、仲良くしようよ」
[は、はい]
全然見えない・・・←
鬼「話を戻しますが、つまり彼女は仕事の疲れ、ストレスにより体が弱くなっているのですね」
白「そーゆーこと、しばらく空気の澄んだ所で休むと今よりは良くなると思うよ」
なるほど・・・空気が澄んでいる所ですか・・・。
白「あのさ」
[?はい]
すると白澤さんは私の肩に手を乗せ
白「しばらく家にいない?」
[えぇ!?]
鬼「何言ってるんですか、死にたいんですか(怒」
白「ここなら空気が澄んでるし、いつ椿ちゃんが倒れても駆けつけられるだろ?」
鬼「ぐっ・・・」
鬼灯様が言葉を詰まらせる。
白澤さんは何故か勝ち誇った顔をしている。