第10章 交差するそれぞれの思い.
近藤の言葉に甘え、沖田はミツバを連れて江戸の町へ出る
「坂田銀時さん…?もしかしてあなたが…」
「え、なになに、お姉さん俺のことご存知なの?俺ってそんなに有名人なの?」
初めて会うミツバに銀時は茶化しているが、ミツバは銀時を通して未来の面影を感じていた
沖田の友人と紹介された銀時も加わり、ミツバたちと江戸を観光した後、ミツバを婚約者の屋敷まで送ってきた
そして、そこでミツバは土方と遭遇してしまう
ミツバと土方…
土方が近藤や沖田と江戸に出てくる前、ミツバは土方に冷たく突き放された
それ以来二人が会うことはなかったのに、ミツバの婚約者の屋敷の前で再会してしまった
驚きのあまり、肺の弱いミツバは咳き込みその場に倒れてしまった