第2章 .漂う手紙の終着点
.
フォッサ「聞いたぞ七都、お前の戦いっぷりを」
ブラメンコ「凄かったんだってな!」
2人は私のいるベットの脇へ来ると頭を撫でて頑張ったなと言ってくれた
ボソボソと途切れ途切れの言葉でそうでも無いよと伝えると、「その体でよく言う」と笑われてしまった
確かにこの姿じゃ説得力ないわw
やっぱりこの力が使えるようにしといた方がいいのかな?
今日はもう勢いで倒していっただけであって、勢いが収まった頃には身体も悲鳴を上げていた
だが以前よりマシになった方ではある
前は喋ることもままならなかった
それに比べたら幾分かましであろう
リゼ「きっと明日には動けるようになると思うわ」
ビスタ「そうか、それは良かった」
良かったと言ったビスタさん
別にその言葉に普通は疑問なんて持たないだろうけど、私はなんでだか不思議に思って目を向けた
直後ビスタさんと目が合って微笑まれた
ビスタ「ここへ来る途中で何人かに質問攻めにあってな、七都のことを話したら宴だーと騒ぎ立てて」
大方エースさん辺りでは無かろうか…
ブラメンコ「ちなみに騒いだのはエースだ」
はい、やっぱりw
フォッサ「七都の身体の状態で予定が決まるってわけだ」
ビスタ「詳しい七都の状態と宴について俺が親父に話してこよう」
ビスタさんが親父さんの所へ行くと言うとブラメンコとフォッサも一緒に部屋を出るそうだ
そして、安静にしろよと私に一言言って3人とも部屋を出ていった
ララ「良かったねぇ七都ちゃん」
隣にはニコニコといつものララさんがいて少し安心している
この後も医務室に何人かお見舞いに来たそうだ
.