第2章 .漂う手紙の終着点
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一方医務室では...
リゼさんも何故3人が別行動をとったのかやっと分かった
リゼさんはもう一度ため息を付き3人に目線を合わせた
リゼ「別に今日中に買ってこなくても良かったのよ…
この島には3日目の朝に出航する予定だってマルコ隊長から聞いてるわ
貴方達にしっかりと伝えなかった私にも非があるわね、ごめんなさい」
頭を下げて謝るナース長を見てか3人は自分たちの勝手な行動が悪かったんです、と彼女達も頭を下げた
ララさんもその様子からか自分も悪かったと、何故か謝罪のし合いが始まってしまった
『...リゼ.さん』
そんな4人の終わらない謝罪にどうしようかと迷った末、間を割って声をかけた
リゼ「!七都大丈夫なの?喋れる?」
『うん...ちょ..とだけ』
ララ「今の身体の状態を教えてくれる~?」
『き..筋肉痛でぇ.........動け..なぃ...』
そう言うとリゼさんとララさんは口を開けてポカーンとしてしまった
他のナース3人はいつの間にかナース室に戻っていたようで医務室には私を合わせて3人のみ
_コンコンコン
そんな3人のところに来客者のようだ
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