第2章 .漂う手紙の終着点
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船に着くと医務室に辿り着くまでの道のりにみんなが居るのは当たり前で、通り過ぎるたびに驚かれたり、心配してくれたり
なんか皆の反応がそろって同じで後半は笑いがこみ上げてきたw←
声を上げて笑ってしまうと筋肉痛にもっと響いて痛くなりそれどころでは無くなる
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医務室に入ればちゃんとした手当が始まり、たまに沁みる消毒が痛くて耐えられず悲鳴にならない声を上げたりした
『いッ...』
リゼ「で、七都...一体何があったのよ
ビスタ隊長が傍に居たのにこの傷の量はおかしいわよ」
この力を使うと筋肉痛ってどこもかしこもなるからタチが悪い
リゼさんに伝えたいことはいっぱいあるのに身体は言うことをきいてくれない
『...ッ.あ..の......』
ビスタ「無理して喋るな七都、俺が話そう」
その様子に気づいてくれたのか助け舟を出してくれた
痛くて口が動かないので心の中で失礼だけどお礼をする
ありがとうビスタさん
ビスタ「俺が七都と会ったのは街と街を繋ぐ道だ...」
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