第2章 .漂う手紙の終着点
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ビスタ「ふッ...!」
「うがァッ」
その頃ビスタはしっかり七都を見守りながら敵と戦っていた
剣で攻撃を受け流したり、背後に回って斬ったり、流石は隊長と言えるような動き
ビスタ「思っていたよりも戦えるじゃないか..」
思っていた以上に戦えている七都に少し驚いているようで目を開く
船の上では護身術程度と言っていたが、あれは謙虚だったのでは...
ビスタ「どちらにしろこれはマルコ達にも報告した方がいいだろうな」
『あぁぁああうざったい!!』
ビスタ「!!」
そんな時七都が急に発狂した
発狂したかと思えば急に七都が居た場所に本人は居らず
七都が居た所には白い毛並みをもった勇ましい動物がそこにいた
『ガルゥゥ...』
ビスタ「...あれは七都、なのか......!?」
驚くビスタとナースの目線は白い生物
その白い生物は耳が生え、尻尾をばしばしとして威嚇し今も唸っている
オオカミだ
『覚悟しな!!』
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