第2章 .漂う手紙の終着点
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縄が取れたところで私もナースの中に混じって上陸する際の注意点や調達品、行動班の話を聞いた
リゼ「今回上陸する島は物資が非常に揃いやすいところだから海賊が集まりやすい島だって聞いてるから十分注意するように!
各班買い出しを終えたら時間までは自由とするけど、単独行動は避けるようにして、周りに気を付けて行動すること
...で、七都は他の島に上陸するのは初めてなのよね?」
『うん、私リーシャ島から出たことない』
リゼ「じゃあ七都と一緒の班になった子は七都の面倒よろしくね、目でも離したら迷子になりそうだから」
『え、そこまでこどもじゃないんだけど』
そんな中、自ら一緒に行くと名乗り出た人がひとりいた
ララ「はいはーい、私七都ちゃんと一緒に行きたいなぁ!
だって七都ちゃんのお洋服も買わなくちゃなんだよ~、私が選んで買ってあげたーい」
そうだった、そう言えば私の服も買うんだったな…ララさんに買ってもらうなんて申し訳ない
今後どこかでお返ししなきゃだなぁ
リゼ「そうね、ここはララに任せますか」
と言うことで、行動班はララさん率いる6班で人数は私を入れて5人になる
『よろしくララさん!』
ララ「うんうんよろしくねぇ」
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