第2章 .漂う手紙の終着点
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兄妹の話をしていれば食堂には人が集まり始めていた
不思議に思っていればララさんが時計を指さしもう昼頃であることを知らされる
『ごめんね!ついつい話し込んじゃって』
サッチさんは途中で抜け昼ご飯の支度に戻っていたようだが、ララさんやジョズさん、ビスタさんはずっと私の話を聞いていてくれたようだ
ビスタ「七都が幸せそうに話すもんだから、俺達もつい聞き入っていただけだ」
ララ「そうよぉ、それに仕事がサボれたし一石二鳥よ」
ララさんの発言にそれはダメなんじゃ...と3人は苦笑い
『じゃあ今度は皆のこと知りたいかな…』
私の言葉に微笑みを見せてくれた3人
ビスタ「暇なときにいつでも聞かせてやるさ」
ジョズ「きっと他の奴らも話してくれる」
その後エースさんが来て昼ご飯を食べながら皆のことや、エースさんの兄弟の話しやら隣で聞かせてくれた
途中でお皿に顔面突っ伏したから驚いて悲鳴をあげちゃったけど、皆にとってはいつもの事だそうで私の反応に笑っていた
数分後には「あ、寝てた」と顔に米粒つけて起きた、ほんと驚かせないで欲しい
午後にはナミュールさんと一緒に犬のステファンと遊んで一日を終えた
お手伝いは出来なかったが良い一日だった
だから、明日からはお手伝いしないとね
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