第2章 .漂う手紙の終着点
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_コンコン ガチャッ
『おはよう、ララさんっている?』
医務室のドアを開け中を覗いて見たら2つの人影が見えた。
リゼ「お!おはよう七都」
ララ「おはよぉ、私ならここだよ」
どうやらリゼさんとララさんがカルテを眺めていた
『ララさん悪いんだけど服とかって借りられる?』
ララ「いーよ、ちょっと待っててねぇ」
ララさんは貸してくれるそうで服を取りに行ってくれた。
医務室には今私とリゼさんだけ
リゼ「あんたなんか不思議な言葉を喋るんだってねぇ~
それと敬語も外れたんようだし、その敬称も外さない?」
『え、リゼさん敬称だけは外せないよ』
最初に言った変な言葉とはきっとギャル語のことだろう。
ギャル語って一歩間違えたら方言のような扱いになるのかなぁなんて思ってみたり。
日本語なのに通じないって方言と一緒だなって思ってしまった。
ララ「七都ちゃ~ん、こんなのでいいかなぁ」
ララさんが服を片手に持ちながら戻ってきた。
もうどんなものでも借りれるなら感謝だと思います!
『ララさんありがと!』
ララ「可愛い七都ちゃんのためだもん、ララなんでもするよぉ」
ララさんの方が可愛いでしょ
てか"もん"だって!可愛いララさんが"もん"とか言うと私キュン死にしそう←
最近キャラ崩壊のテロップが貼られそうで困るわ。
少しずつギャル語封印しようと心の中で誓う七都であった。
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