第1章 .瓶詰めの手紙
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医務室を出て長い廊下をマルコさんの後ろをついて行く
すれ違う人は何故かいなかった、、、何故だろう
てか、廊下ほんとに長ぇな...
マルコ「ここだよぃ
親父、はいるよぃ!」
マルコさんが止まって声をかけた大きな大きな扉の向こうから返事が聞こえる
扉を開ければ中にこれまた大きな大きな人
オヤジ「なんだァマルコ、そのガキはァ」
マルコ「あの時の怪我人だよぃ
こいつのいた場所はリーシャ島らしい、」
オヤジ「そうか、リーシャ島か...
おめぇリーシャ島のどこに住んでる?」
マルコさんと親父さんの2人の会話についていけず、デカイなぁと全く別のことを考えていたので急に振られてビビった←
『あ、えっと、確かコッコロ村だって聞いてます!』
オヤジ「聞いてるって誰にだァ」
『居候させてもらってる家主に...』
オヤジ「...まァ少なからずそこに行くにゃァ時間がかかる、てめぇはこの船の客ってことで近く船に乗ってろォ」
!
『え、あ!ありがとうございます!!』
オヤジ「あぁ...マルコ客ができたァ、息子らに宴だと伝えろ!」
マルコ「分かったよぃ!!今日は騒がしくなりそうだねぃ」
そう言うとマルコさんは足早に部屋を出ていった
...え、私は?
まさかの置いてきぼり??
『えっと、』
オヤジ「おめぇ名は」
『あ、七都といいます!』
オヤジ「七都、宴の準備が終わるまでここにいろ」
そう言って何故か頭を撫でてくれた親父さん
雄兄とはまた違ったお父さん感?っていうのが伝わってきた
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