第1章 .瓶詰めの手紙
.
「前方2時の方角より敵船あり!
海賊船だと思われます!」
見張り台からクルーの1人が叫ぶ
マルコ「今日は1番隊と16番隊だよぃ
1番隊はさっさと準備しろぃ!!」
イゾウ「16番隊もだ!!」
1番隊、16番隊のクルー達がバタバタと準備を始める
_ドォン!!
敵船から大砲が放たれた
マルコ「...上等だよぃ
誰を敵に回したのか分からせてやる
イゾウ、俺は先に敵船に乗り込んでくる!
こっちは任せた!!」
イゾウの返事が聞こえた瞬間に身体の一部を能力で獣化し、敵船へ飛んで向かう
______
___
_
敵船へ降り立つとたくさんの銃口とサーベルが此方へ向く
マルコ「覚悟は...出来てんだろうねぃ」
そう言った途端に銃の玉が飛んできたので、避けながら蹴りをかましていく
人数だけは多いのか周りにはまだ結構な数がいる
イゾウ「おいマルコ!
手こずってんのかい?」ニヤ
マルコ「そんなんじゃねェよぃ
人数だけは多い、まだ船内に人がいそうだよぃ」
敵と闘っているうちに気になる言葉が聞こえてきた
「おい!あの部屋には近づけるな
大事な商品だ
何人か船内で見張っとけ!!」
こりゃァ、人攫いの船だったようだねぃ
ボソッと言葉を発したマルコは船内に向かって走り出した
.