第1章 .瓶詰めの手紙
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キモいやつ、多分声からして男だろう
「さぁーてと、お前ェらは今からヒューマンショップ行きだァ!!
分かってるとは思うがァ...
騒いだやつァ、ちょっくらいてェめに合うから覚悟しとけよww」
あぁーはいはい、こいつらキモすぎて違った意味で騒ぎたくなってきた←
なーんで私こんな奴に捕まっちゃったかなぁ
いや、まぁ油断してたからなんだけどね?
でも、存在からしてこいつらモブそぅw
「ヒャヒャッ、んじゃ精々そこで大人しくしとけよォw」
まじキモい
いや、さっきからキモいしか言ってない気がする
_...バタン
出てったっぽいから、縄を外す作業を進めなきゃ
ゴソゴソ...ガサゴソ...
とりあえず一応全て外せたけど、目隠しとっても結局暗いんかーい!
ま、薄暗い程度で光は扉から漏れてるから数分で周りは見えるようになった
『...大丈夫ですか?』コソッ
隣にいた女性に声をかけてみる
「!...ンーフッ」
あ、そうじゃん口にも布あったっけ←
『今から外しますね』コソッ
「...ン、ありがとうございます」コソッ
『いえいえ、手や足などの縄も外してくんで身動き取れるようになったら他の人のもお願いします』コソッ
そう言って、2人で他の人の縄や布を取っていく
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