第4章 .虚構の手紙
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クムユ「ウソ........ダヨネ...」
「ところでお前はこれが終わった褒美、何を頼むんだ?」
スーヴィニア「......貴方には関係の無いこと、それ以上追求しない方が身のためよ...アレン」
アレン「うぉ、こッえぇ...」
チャキと鉄の音が聞こえたので、スーヴィニアが刃物でも見せつけたようだ
どうやらこちらの様子に気付いていないらしい
目的は...一体何なの...
それを考えれば考えるほどおどろおどろしい何かが身体の底から這い出でるように湧き上がってきた
クムユ「ハァ...ハァ...」
呼吸が段々荒くなるにつれ、
何故だか分からないが視界は良好になっていった
目の前には知らない男の後ろ姿
声からしてスーヴィニアと最初に話していた男だと思われる
だが、部屋場を見渡してもカホの姿は見つからない
そう分かった途端、今まで湧き上がってきてたものを抑えてたものがプツンと切れた
クムユ「ァぁ...ぁあ..アアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
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